スカワティ地区・バトゥブラン通りのお寺【Pura Desa Tegaltamu】

ウブド方面のツアーやチャーターカーをご利用の場合、サヌールを超えて、すこしすると、「石の村バトゥブラン」などのアナウンスや「午前中のバロンダンスの会場」としてバトゥブランの名前を聞いたことがあるかもしれません。スカワティ地区にありますが、サヌールからウブドへの道のりの「バトゥブラン通り」としてウブド方面観光で通る道です。バリ島のお寺は総本山「ブサキ寺院」をはじめウルワツ寺院やタナロット寺院など、大観光地となっているお寺が有名ですが、地域のお寺や村のお寺、個人のお寺など無数に存在します。今回は【Pura Desa Tegaltamu】をご紹介しますが、ツーリストの間では無名といってもいいバトゥブランにあるお寺です。

DSC_7203
※バトゥブラン通りのバイクのガソリン販売

それではなぜ、Pura Desa Tegaltamu、をご紹介するのか?こちらは以前から、ウブド方面の途上、「ちょっといいお寺かも」と思っていたお寺でした。勇名なサテ屋さんに立ち寄るのがメインでしたが、

DSC_7540-2

こちらの、お寺かメインとなってしまいました。上写真はバトゥブラン通りの小さな氏寺のお供え物。サヌールを通り過ぎると、まだまだ田舎のゆっくりした感もあります。

DSC_7242

上記写真は道に咲いていたヘリコニア

DSC_7211

ヘリコニアを育てていた家

DSC_7236

そのお隣は人気サテワルン「SALI ALIT」

DSC_7222

ウブド方面の道中、ちらっと見える。

DSC_7229

サテリリットがおすすめ!なんか楽しそうに働いていました。

DSC_7532-2

サテ屋さんを後目にウブド方面5分程度でPura Desa Tegaltamu に到着。駐車場もなくお寺なのでガイドさんと一緒に来た方が無難です。一般的な観光地ではありませんのでご近所さんに注意ください。

DSC_7514-3

まずこちらバトゥブラン通りの歩道からみた Pura Desa Tegaltamu のバレ・クルクルの塔。クルクルの下部分と歩道。
DSC_7503-3

最近は村のお寺もより簡単な造りへと変わっているので、観光地でない村のお寺でカッコよいものがあれば、かなり貴重かもしれません。

DSC_7279

クルクルの塔中段部分、この木製の鐘を、人間を集めたいときや、非常事態の際などに使われてます。ポクポクと音色の違いで、地域に情報を発信してきたようです。

DSC_7283

バレ・クルクルの下部、石の装飾で覆われています。通りすがっただけで、ここが重要な施設と理解できます。古来神殿や寺院は、各時代・各地域の最も長けた芸術家や職人が携わってきました。

DSC_7271

最近は石の職人さんの仕事が世界中で評価され、インドネシア内でも引き合いが多いため地元の村まで優秀な職人さんの手が回らなくなっているようです。そんな中、この村のお寺はかっこよくできていると思いました。

DSC_7288

ツーリストがほとんど立ち寄らない、この地域の村人が参拝するお寺なので、おおきなセレモニーの前ではないと雑草もそのままですが、

DSC_7295

まったく新しく造るお寺は相当な出資がないとカッコイイお寺は簡単にはできないようです。こちらのお寺は昔に造ったお寺であることと、

DSC_7298-2

村のお寺の修復がていねいな感じがしました。古くなり破損・摩耗した箇所が時代ごとに修復されているような・・・(素人なので詳しくわかりませんが)

DSC_7308

この地域がバトゥブランなので、資金とは関係なしに、地元の寺だからと、石職人さんが採算とは関係なしにお寺を修復しているのかもしれません(想像)

DSC_7317-2

こちらのレリーフなど村の小さなお寺では、なかなかカッコイイ気がします。

DSC_7335-2

バリ島では、よく見かけますが、おじさんというか強面のかみさまの石像にも花を耳にかけたりしますが、かなりミスマッチでチャーミングですね。

DSC_7341

バリの建築物でもクルクルはユニークで味がありますね。

DSC_7351-2

クルクル下部分のレリーフですが、

DSC_7464

彫られている2-3cmほどのお猿ですが、歯を出していますが複雑な表情をして固有の顔で描かれているのかもしれません。牛さんも人間のような表情で笑っています。

DSC_7355

クルクルの隣の時計台のような塔ですが、緻密な造りをした石像があります。

DSC_7363-2

車をされて騎馬戦をしているような体制のかみさまの石像が置かれています。こちらはカッコイイですね。20cmほどの高さで小さいのですが、緻密な造りをしています。

DSC_7393

塀も小さな村のものとは思えない立派な造り、補修もしてある。

DSC_7402-3

さきほどの神様を違う角度から

DSC_7421

できるだけアップ・・・ご神体などどして屋根のある寺の奥にしまっていくのでなく、雨露や強い直射日光が毎日あたる、外にある、こんな緻密な造りを外に置くこと自体、大胆な発想と思われます。

DSC_7427

レリーフというよりは飛び出す石像

DSC_7444-2

下から見上げると緑もキラキラ

DSC_7462-2

向こう側にはピンクがゆらゆら

DSC_7472

こちらはお寺の中心的な建物

DSC_7269-2

よこから見ても凛々しい

DSC_7264

正面からよく観ると激しい、今まさに戦いの最中、

DSC_7482-2

塀のトップは苔むして豊か、雨季にはもっとおももちが出る。

DSC_7494-2

強面の耳飾り

DSC_7533

この寺院の道路沿い隣にある小さな氏寺、お供え物の花

「神々の島」と観光キャッチコピーがありますが、著名な場所の神様から、道端の小さな神様まで、至る所に神様を感じられますね。

DSC_7542

チャーターカーで行く!ウブド散策はこちら!

関連記事

  1. ニュピ前夜は「オゴオゴ」!子供達はお祭り騒ぎ

  2. お寺のお祈り

    「柔らかいナショナリズムの誕生」日本を再び戦場とさせないために

  3. ラブアンカーのソープ

    【Love Anchor Canggu】 /バリ最強の出店激戦区!「チャングーエリア特集」

  4. バリ島の道路2

    「新型コロナ」ワクチン接種をするべきか?に関して個人的見解、のブログ抜粋記事

  5. 祈り

    突如、インドネシアは世界最悪の感染国家に、長期化の懸念、アジア変異種同時急拡大から世界的深刻化へ

  6. 近くて遠い街【デンパサール】に、ようこそ!

電話、ラインでの予約
TEL : 0361-282316
TEL : 0812-4611-2523
TEL : 0822-4750-4310
ラインID:balichili-travel
電話、ラインの受付時間
月-金 9:00-17:00
土   9:00-12:00

日・インドネシアの祝日は休業のため、受付ができません。
バリチリお問い合わせ
facebook icon
instagram icon
バリチリの人々 ブログ
バリチリ まるごとブッキング