クタの大通り、カルティカプラザ通りの裏にあるクブアニャール通りは、クタの裏通りとして、長期滞在や在住外国人にも人気があった。欧米人のサーファーやロコのバイクの後ろに乗せてもらっているツーリストなどを頻繁に目撃した。現在はほとんど見かけなくなってしまった。いろいろ変わったのだろう。
インドネシア人のスペダモトル(バイク)の数は激増した。今や、クブアニャール通りも簡単に横断できない場所も多い(危険)ゆったりした裏通りから、交通量の多い通りになってしまった。
お店もキチンとした住所がないものが多く、このサテバブ(豚串)屋さんも、道に勝手に店を開いている感がある。商品=豚の串のみ、シンプル。
もともとバリ人の料理。鶏肉のサテ(サテアヤム)はピーナツソースだが、サテバビはシンプルで少し甘いものが多い。豚の香りと脂肪が好きな方には炸裂する。
クブアニャール通りを南に向かって少し歩くと、日中だけ、バビグリン屋さんがある。このお店が爽やか。朝はナシブンクスやロッティなどを売るお店だが、おひる前にはバビグリン屋さんに。。。。
もともロスメンだったようなイメージもありますし、ただのお金持ちの庭にもみえますが、バレがカウンターになっており、その前にお食事スペースがあり、暑くないように上部に網がはってあり、樹木があり、人の庭に入り込んでしまったようです。
このバリ人の民家のようなバビグリン屋さんの雰囲気が最高です!賑やかなクブアニャール通りからは信じられないほど静か。涼しく、落ち着いた風情。
こんなスペースがクブアニャール通りに存在すること自体奇跡。
もはや、クブアニャールの「ウブド」といっても過言ではありません。
そして、いよいよ本命のバビグリン。見た目は地味だが、良い味つけで、それぞれの肉もおいしい、かといって派手な調味料も使わず、コンスタントに週1回食べたくなる「素朴、昔からのお祭り味」と感じた。そんな定番入り間違いなしのバビグリンを食し、日陰でゆっくり長居できる。ビールがほしければ前のコンビニで安く購入し飲める。通常20,000ルピアのローカル価格だが、豚を肴にするなら30,000-35,000ルピア分のスペシャルを注文しよう。
スペシャルは肉の量が多いので、ビンタンビールがすすむこと間違いなし。ただし、ここは庭先のような場所なので、騒がず、紳士に飲み味わうことが、よいと思われます。ビンタンビール、25,000ルピアとバビグリン20,000ルピア、飲み食い豚尽くし、合計45,000(約300円)で大満足。このクブアニャールのウブドで、昼から、極上ツーリズム!