ニュピ前夜は「オゴオゴ」!子供達はお祭り騒ぎ

ニュピの前日は「オゴオゴ」、クタでは本来の意味は何処へか、さまざまなコンテストが重なるフェスティバルに近いものになっています。その分子供達には大きな楽しみになっています。

DSC_0513

上写真はニュピ前日、オゴオゴ寸前に家の周りをタイマツやワラを燃やしてドンドン、カンカンいろいろ鳴らして悪霊を追い払います。

DSC_0522

1件1件の家で、悪霊を追い払います。(悪霊は音と火に弱いらしい)また、村単位では大きな悪霊人形をかついで騒ぎ、最後は焼いてしまいます。これでニュピ前に悪霊が消えるわけです。

DSC_0534

ところが、近年悪霊人形を燃やさず、その後見世物にしたりニュピのあとにコンテストでオゴオゴ品評会なども開かれるようになりました。(よくできているものは確かにもったいない)

DSC_0536

年々手の込んだものになり、芸術性も高まり、燃やせなくなったのでしょうか。

DSC_0543

またもう一つのコンテストとしてクタなどでは美人コンテストなども開催されていあます。

DSC_0562

しかし、日本のお祭りも同様、主役は子供たちかもしれません。

DSC_0555

子供たちだけの子供神輿ならぬ、こどもオゴオゴがあります。また重要な役も子供が演じたりします。このときの子供たちの生き生きとした表情や行動や仕草、を楽しみにしているのは万国共通かもしれません。

DSC_0589

竹のタイマツに火をともし、こどもたちが、悪霊を追い払う準備をしています。

DSC_0616

同じ村の女の子、同じバンジャールの女の子、それぞれ大家族のように、親戚のように小さなころから顔見知りでスンバヤンのたびに顔をあわします。

DSC_0594

バンジャールの家族のような雰囲気は少し薄れていくのかもしれません。

DSC_0608

しかし昭和育ちの私達が体験してきた、地域のお祭のように、大人になっても想い出深くあるに違いありません。

DSC_0602

ニュピの日に家族で家ですごしたこと、オゴオゴの行列に加わり、みんなでさわがしく行進したこと。

DSC_0636

子供たちのこの行列に、親たちが最も暑い視線をむけている。(当たりまえですが)

DSC_0648

こちらは高校生くらいの男子

DSC_0656

この行列に参加したい、と熱い視線

DSC_0665

この夜は店の多くが閉まっているためジャグン(とうもろこし)やバクソ屋さんがたくさん道に出ています。

DSC_0684

ウダンをキチンと結べるようになれば1人前、かな、

DSC_0721

オゴオゴなので子供に大胆に大きな火を使わせます。

DSC_0687

この日のオゴオゴ行列の人形や飾りは各バンジャールが独創的に計画して実行しています。

DSC_0707

オゴオゴは本来、この夜のうちに焼かれてしまうのですが、ニュピ明けにはクタビーチでオゴオゴコンテストとして並べられます。悪霊がニュピに出ていかないような気もしますが、美人コンテストの歓声に驚いて、逃げていってしまうかもしれませんね。

Traveling in London (9)

そしてニュピへ

 

ニュピ前夜は「オゴオゴ」子供達はお祭り騒ぎのご感想はこちら


93992617[1]

バリ島のオプショナルツアーならバリチリへどうぞ!

関連記事

  1. ムラスティ

    ムラスティが早く復活しますように。

  2. ウブド市場

    ウブド市場のご紹介

  3. バリ島の祈り

    砂上の楼閣としての信念「鴨長明」「柳田国男」「小林秀雄」個人思想の死生観について【人生の午後】

  4. クタビーチ

    コロナ禍の不自由な環境

  5. ウブド地区【ニュークニン村】の散歩道をゆっくり歩く・・・

  6. 早朝のパサールクタ【後編】

電話、ラインでの予約
TEL : 0361-282316
TEL : 0812-4611-2523
TEL : 0822-4750-4310
ラインID:balichili-travel
電話、ラインの受付時間
月-金 9:00-17:00
土   9:00-12:00

日・インドネシアの祝日は休業のため、受付ができません。
バリチリお問い合わせ
facebook icon
instagram icon
バリチリの人々 ブログ
バリチリ まるごとブッキング