今日、明日とバリ島ではガルンガンの一連の最終日「クニンガン」。自宅に帰ったご先祖様や精霊が天に再び帰る。
クタ地区にも近い、スランガン島のサケナン寺院では「クニンガン」を盛大に祝うべく参拝者と出店で境内はあふれる。
普段の島の住民の何百倍の参拝者が訪れるため、臨時の駐車場や出店で連日、大変なことになる。
参拝者がほとんどなので、正装の男女姿に圧倒される。
普段目にできない、近隣のお寺のご本尊様や祭壇をみることができる。
普段はバンジャールにある、バロンも神様なので、天に帰るべく、サケナン寺院にやってきた。
サケナン寺院の歴史はとても古く、そもそも最近まで、橋のかかっていない島に、なぜ船で大勢の参拝者が集まることになったのか?
この石の塔は明らかに、とても古いもので形もめずらしい、最初のサケナン寺院の塔
こちらは周辺バンジャールの宝物の3Mほどある巨大人形
こちらは出店のソトミー
これは元祖バビグリン、豚の丸焼き、
出店の金魚と目が合う・・・
子供達の正装がかかわいい
クニンガンは、しばし、懐かしい家族やご先祖様との別れでもあるのですが、親しいひととのお別れは、「家族で賑やかに、静寂の祈りで見送る」と人間関係と姿勢の原点がみられる気がします。