バリ・ヒンドゥーのサカ暦の新年、ニュピ。今年は3月25日(水)です。
ニュピとは
バリ・ヒンドゥーのサカ暦の新年で、「静寂の日」といわれています。ニュピ当日の夜明け(6:00am)から翌日の夜明け(6:00amごろ)までの間、「火を使わない」「灯りをつけない」「外出をしない」「仕事をしない」「殺生をしない」とされています。欲望や願いを捨て、断食・瞑想をして悪霊が通り過ぎるのを待つとされています。この日は、バリ島のングラライ空港も閉鎖となり発着する飛行機はなく、観光客もホテルの敷地から出ることができません。
ニュピの前日にはオゴオゴという悪霊をかたどったハリボテが村々を練り歩き、村中の悪霊を祓い最後には燃やされます。各家庭では、缶や鍋など音のするものをたたいて、家から悪霊を追い出します。
ニュピ前後の注意
暗くなる少し前の18:00前後ごろから(地域によって異なります)オゴオゴが村々を練り歩くため、道路が一時封鎖となります。またレストランやお店などは閉店時間が早まることがあありますので、注意が必要です。ニュピがあけた翌日は通常通りの営業のところもありますが、営業時間を遅らせているところもあります。
またバリ州ではニュピの当日はバリ島内の地上波のテレビ放映、インターネット接続をストップすると発表しています。
バリチリの営業時間
バリチリのオフィスはニュピ前後の営業時間を変更しています。そのためメールの返信が遅れるかと思います。ご迷惑をおかけしますがご了承ください。
3月24日(火)(ニュピの前日)9:00-12:00の営業
3月25日(水)(ニュピの当日)終日休業
3月26日(木)(ニュピの翌日)13:00-17:00の営業
ニュピについて知りたい方はこちらもどうぞ!
ニュピの夜は町の灯りや自動車の明かりなどがないため、晴れていれば満点の星が見られます。1日、車やバイクが通らないので翌朝の空気の清々しいこと!ニュピをはさんでバリ島に滞在される方は、世界的にみても珍しいバリのニュピを楽しんでください!