近くて遠い街【デンパサール】に、ようこそ!

バリ島旅行では「デンパサール空港」として、とても有名な州都「デンパサール」。しかし実際にバリ島に到着して旅をはじめても、ウブドやスミニャックに行くことがあっても、デンパサールにはなかなか行かない。また宿泊ホテルもクタやヌサドゥアにあっても、デンパサールには泊らないな、なんて思ったことはありませんか?最も有名で、かつ、実際には立ち寄らない街がデンパサールではないでしょうか?

地元の人間は州都であり、役所や新聞社や金融機関の出先が集中しています。そうです、リゾート機能が薄いのです。観光も以前は盛んでしたが、現在はあまり外国人のツーリストを見かけません。よって、普通の旅行者は、ほとん経由しない街になってしまいました。その分、以前からの庶民の暮らしが残っている街とも言えます。

街のお寺や公共の施設なども、ツーリズムを意識したものではなく、基本的には昔からのバリの暮らしの延長として造られており、素朴でそのままのバリとも言えます。

もちろんお寺もたくさんありますが、お寺は長い時間を掛けているので、南部エリアと変わりはないのですが、若干地味かな、とも思えます。それぞれのバンジャールや村の信仰度合いが反映さえるのかもしえません。

こんなガン(細い道)も多く在り、クタやウブドとは違う雰囲気が漂います。また、山の生活でもなく、海の生活でもない、かなり前から街だったデンパサール独自の空気も感じます。ちなみに交通事情は、クタよりクロボカンより、バイクも車も、明らかに荒っぽい感じです。警察の本部もあるのに、これは、やはり、

南部エリアでは、ローカルは「海外からのお客様が通る道路」として、意識して、少し丁寧になって可能性があります。また観光で成り立って来た島なので、行政や政府が、南部エリアとツーリズムについて、数十年前からアナウンスして来たのかもしれません。「南部エリアはディズニーランド」そこまでの意識ではないにしても、デンパサールは南部エリアを支える、ツーリズムを支えるバックヤードとしての街の役割も果たしてきたようです。

その分、庶民の生活が溢れているはずです。上写真は電飾入り風船。こんな風物詩が、多く街には溢れています。

上写真は全部ピンクで統一された「ピンクスーパー」デンパサールだけでなく、バリ島中にあるお店です。いつもそれなりに混んでいて、かなり安目で、いつもピンクです。

ピンクスパ―の前には、駐車場の一角に「黄色いミニ・メリーゴーランド」待っている親御さん用にwifi が無料です。このメリーゴーランドがローカルの子供のころの思い出になってもいます。皆乗ったことがある。

こちらは深夜にフルーツジュースのお店。しっかり収納されていると、おいしそうに見えますね。フルーツジュースの屋台があるのが、バリ島など暑い国の特徴かもしれません。デンパサールはリゾートエリアでない分、庶民の生活も感じやすいと思われます。

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