マイナスイオンがいっぱい、湧水が豊富なトゥグヌンガンの滝へ

トゥグヌンガンの滝

バリ島は日本の愛媛県ほどの広さで決して大きな島というわけではないのですが、起伏に富んだ地形で、島内にはたくさんの滝があり、近年、観光スポットとしても人気となっています。滝=秘境といったイメージがある通り、バリ島内の滝は、バリ島南部の観光エリアからは遠かったり、滝へのアクセスが難しかったりするのですが・・・。

インスタグラムで広まり、アクセスがよいことから瞬く間に人気の観光スポットになった、トゥグヌンガンの滝はウブドから車で30分弱のところにあり、滝までの道も整備されており、下まで降りやすくなっています。ブームになったのは3年ほど前からとのこと。今回は、このトゥグヌンガンの滝に行ってきました!

1. 駐車場からのアクセス

広い駐車場に車を止め、料金所で入場料を支払うと、手の甲に入場のスタンプを押してもらいます。そこからお土産物屋さんが連なる道を下っていくと、すぐに左手方向から滝を見ることができます。他の滝では、渓谷の中を進んでいくも、最後まで滝が見えてこないことがありますが、すぐに滝が見えるというのはテンションが上がります。

滝の入場料を払う料金所(左)と料金所から続くお土産物屋さん(中央)ブランコで活躍しそうなロングドレスも売られている

2. 滝

手すりもついた階段を降りていくと大体、10分から15分ほどで滝に着きます。途中には滝を背景に写真が撮れる場所も用意されており、小休止をはさむこともできます。

写真左から、遠くに見えてくる滝、滝に続く階段は手摺もあり利用しやすく整備されている、鳥かごでの写真撮影は滝をバックに、途中で道が分かれているが、どちらに行っても滝に到着できる

トゥグヌンガンの滝はウブドのマヤウブドの下を流れるプタヌ川にあり、落差およそ20メートルほどです。水量も豊富で、水が勢いよく流れ落ちてきて、離れていても細かな水しぶきが飛んできます。マイナスイオンをいっぱいに浴びることができます。

滝に到着(左)、プタヌ川(右)

旅行者の多くはあらかじめ水着を着ており、川で涼んだり写真を撮ったりしています。ロープがしてあり、滝つぼには入れないようになっています。滝つぼはかなり深くなっているそうです。

滝で涼むツーリストたち。暑さを忘れて楽しめる

滝の周辺には、ライフガードがスタンバイする小屋があったり、ビールが飲めるワルンがあったり、大きなブランコにも乗ることができたりもします。ちょっとしたパークのようになっています。

ライフガードがいる小屋はちょっとしたアートスペースにもなっている(左)とライフガードのスタンバイしている小屋(中央)滝を見ながらビールが飲めるワルン(右)

滝を訪れたのは11月後半で、例年ならとっくに雨季に入っている時期ですが、2019年は雨季の始まりが遅れており水量もいつもに比べれば少ないようです(それでも十分な水量に見えました)。雨季で川の水が増量した時は、ワルンまで水がきて、ワルンは流されてしまうこともあるのだそうです(どおりでワルンの造りが簡素)。

大きなブランコがあり、別途料金(Rp100,000 :取材時)で楽しむことができる

3. 信仰の対象としての滝

現在のトゥグヌンガンの滝は、多くの人が訪れる場所になっていますが、それまでは木々が茂り、階段などももちろんなく、滝にはそう簡単には行けなかったそうです。もちろん地元の人たちは滝のことは知っており、あらゆる自然物に神が宿ると考えるバリ・ヒンドゥー教の信仰の対象となっていました。そのため滝には水の神様を祀る小さな寺院もあります。また滝の周辺から流れ出る湧水は「聖水」として崇められ、地元の人が聖水を汲みにくることもあるそうです。

水が湧き出ているところ(左)、お供え物が置かれている(中央)、神様を祀る寺院(右)

4. 湧水のプール

滝から戻る道すがらには、バレ(東屋)と更衣室があり、そこで着替えをすることができます。また湧水を貯めた小さなプールがあり、そこでも涼むことができます。ティルタエンプル寺院の沐浴をするところのミニ版といった感じで風情があります。こちらは人も少なく、日陰になっているのでのんびり落ち着けそうです。

湧水のプール(上段)とバレ(下段左)、有料の更衣室とトイレなど(下段右)

5. リバークラブもある

トゥカッドチュプンの滝の上のほうに目を向けると、黄色い文字で「River Club Bali」とありレストランやプールなどがあるクラブがあります。下から眺めていると、大きなブランコがあるのも分かります。大音量の音楽はこのクラブから聞こえてきているようです。こちらのクラブからも滝に下りてくることができます。リバークラブを利用する場合は、滝の駐車場からの入り口とは異なるので、あらかじめリバークラブから入場する必要があるようです。

リバークラブ(左)とリバークラブにあるブランコ(右)

6. トゥグヌンガンの滝の感想

カーチャーターの行き先としてリクエストをいただくことが多いので行ってきました、トゥグヌンガンの滝。思った以上の賑わいで、ちょうど猛暑でもあったので、滝で涼んでいる人たちがほんとに気持ちよさそうでした。豊富な水量で迫力もあるのはもちろん、この滝は、アクセスのしやすさも魅力です。南部エリアから近く、滝に降りやすいというのはポイント高し。一つ残念に思ったのはリバークラブから流れてくる音楽。音楽に気をとられてしまい、滝の勢いよく流れる水の音や自然の音が消されてしまうこと。滝に求めるのものは人ぞれぞれだとは思いますが、神聖で神秘的な場所ではなく、大衆的な場所になってしまうような気がしました。とはいえ、観光の途中でも行きやすいところなので、涼みに行ってみるのは悪くないですよ。

トゥグヌンガンの滝(Air Terjung Tegunungan)インフォメーション
入場時間:6:30am-18:30pm
入場料:Rp20,000
電話:081 238 300228

取材時:2019年11月
内容、料金などは取材時点のものとなります。

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