今やバリ島といえば、の巨大ブランコ。渓谷や棚田などの絶景を前に50~70メートルほどの長さのひもにつられたブランコに乗って写真を撮るのが大人気となっています。”ハイジのブランコ” などと表現されることもありますが、いやいや、そんな可愛らしいものではありません。絶景の中では、「キャーッ」という悲鳴があちこちから聞こえてきます。ブランコに乗るには安全綱をつけるのはもちろんのこと、ブランコを押す係の人も、ブランコを押す勢いがあまって渓谷に落ちてしまわないように紐でつながれています。
多少の怖い思いもなんのその。ブランコに乗り、原色のドレスをなびかせながら渓谷に舞う写真は、そのままポスターにでも使えそうな素敵な出来栄えで、満足すること間違いないでしょう。
ところで、現在、バリ島では、”景色がよいところにブランコあり” というぐらいブランコがありますが、その最初はどこだったのでしょうか? ”巨大ブランコの発祥” といわれるバドゥン県のボンカサ村にあるバリスウィングを遅ればせながら見てきたのでご紹介させていただきます。案内してくださったスタッフの方は、自分たちが”元祖” という自信にあふれていました!
余談ですが、バリスウィングの見学の際に、「日本のテレビが取材にきたよ」と撮影の様子の写真を見せていただきました。2019年11月27日と12月4日に日本テレビでオンエアの「東野・岡村の旅猿16」では東野幸治さんと岡村隆史さん(ナインティナイン)がバリ島を訪れ、バリスウィングの巨大ブランコを楽しんでいます。