インドネシアは7月、cov-19の死者数が急増、世界最悪の感染国家に陥る可能性が高まっている。

乱舞

近日、突然、インドネシアの緊迫するコロナニュースが増えている。専門家であれば6月中旬には7月にもジャカルタなどの都市部で、過去最大の感染拡大が起こることは予測できていた。個人的にも6月20日を過ぎた時点で、インドネシア政府が経済再開と感染対策の板挟みに合い、身動きが取れないのを感じていた。

日本もオリンピック・パラリンピック開催の問題が山積しており、インドネシアどころではないと思っていたが、6月後半、数字はそれ以上に緊急性の高いものを示していた。

欧米であれば6月中旬にもロックダウンの急拡大数字であり、6月後半の数字は、日本であってもオリンピック・パラリンピックを中止宣言ができてしまうほどの感染と死者数の急拡大が進行中である。

このままだと7月中に、1日1000人以上の死者の予測ができてしまう。近日、突然の新型コロナニュースは主に、ジャカルタの医療崩壊が切迫し、隠しきれない状況がはじまったからと考えられる。

アジアでインドの次に、インドネシアでも大惨事が起きてしまう。この数字のままだと、7月には医療崩壊の大惨事が発生し、インドネシアは世界最悪の感染大国になってしまうリスクがある。

6月には、ジャカルタなど都市部からバリ島に国内観光客が押し寄せている。バリ州も受け入れてしまった以上、バリ島で徹底的な対策が打てない状況である。7月にジャカルタで死者の急拡大が起これば、以降、バリ島内の感染急拡大にも注意が必要である。

バリ州では7月末には70%以上に2回の接種を完了する目標があるので、他国で不安が上がっている中国製ワクチン、7月8月にバリ島での感染状況が貴重な効能データとなる(恐らく効果は限定的)インドネシアのジャカルタやデンパサールなど、都市部に住んでいる場合、医療崩壊や国内外の移動制限、7月危機にさらなる強い規制などによる不測の事態に備えるしかない。また7月末から8月以降、バリ島で死者数の増加が観られた場合、国難としてさらに急務な「新ワクチン計画」を即座に立てる必要がある。

8月中旬に米国ファイザー製5000万回分が到着するが、7月危機には手遅れ、7月の惨事により、8月には各国の協力を得て2億回以上の米英製ワクチンを都市部から急ピッチで、接種していけば、7月危機の「次の感染急拡大危機」に間に合うかもしれない。インドネシアでは医師の判断で「イベルメクチン」も使用でき(各国各地域やメディアで人気が出ているが、先進国の主な研究機関で有効性データは認められていない、よって効いても限定的範囲の可能性)あらゆる方法で、7月危機を乗り越える協力と情報共も必要かもしれない。医療崩壊地域でのロックダウン同様の措置は重要で、7月危機をなんとか乗り越えたい。早期にワクチンで収束させられないと、変異種により、インドネシアは欧米並み、またはそれ以上の被害も想定できてしまうからだ。

※5月のインド危機の死者数は、最近になり政府公表の数倍の死者数であったというメディア記事も多数あり、インドネシア7月危機も、病院に入れず自宅や野外でなくなり、政府が隠蔽しなくとも、実際の数字がかなり大きくなる可能性も織り込んで考えるしかありません。

※「7月1日、インドネシア政府法務人権省デンパサール支局は、緊急活動制限期間内は、外国人の活動制限違反や保健プロトコール違反に対して、取締りを更に厳格化し、事前警告なしで国外退去処分を行う等の発表をしています。」領事館経由で、バリ州における緊急活動制限の実施(州知事通達第9号)の連絡がありました。これは一部の外国人コロナ制限違反が、問題視されていた経過から、今回はより厳しく対処する宣言となっているようです。

※インドネシアやバリ島で主に使用している、中国製シノバックワクチンはデルタ・インド変異種拡大後、各国から感染阻止の有効性に疑問が出ているばかりでなく、先行する中東や南米の当事国では、シノバックワクチンの3回目接種より、追加接種ブースターをファイザーなどの英米製ワクチンに切り替えていく動きがではじめており、支援などにより確保が可能な国から、この流れが拡大する可能性がある。よってインドネシアもバリ島も、3回目接種のブースターはファイザー製などに切り替えることや、諸外国の追加支援が得られれば、初回接種から大規模にファイザー製などの効果が高いワクチンに切り替えていくこと(シノバックの接種も並行し)が、インドネシア・バリ島の命を守ることであり、重症者を減らし医療崩壊を回避し、早期に収束させる方法であると考えます。繰り返し急感染拡大が起こる状況や医療崩壊が起こる可能性があれば「収束」できず、犠牲者が拡大し、経済再開もできません。特にバリ島は7月に2回目70%のワクチン接種に楽観することなく(シノバックはもはや収束エビデンスデータが見当たらない)3回目のブースターは8月に到着するファイザー製(前倒し要求も)を積極的に導入していく(ジャカルタなどの都市部でも)ことが、早期収束の重要政策と考えます。インドネシアはロックダウンなどが有効にできない社会なら、新ワクチン計画が唯一の論理的な収束への道となっています。また、バリ島はファイザー製で収束させれば、中国製ワクチンと英米製ワクチンの両方のツーリストに対して有効で適切なワクチンパスポート制度作成を積極的に進めることが可能となります。中国やアセアン、欧米や日本の多種のワクチンに適応した多地域のお客様に、新型コロナ収束後の「安全リゾート」をアピールできる基盤が可能となります。現在はツーリズムは後回しで、インドネシア政府や当局が「収束」への大胆で適切なワクチン接種修正計画を実行することを願っています。(また、イギリスやイスラエルで今後、重症者・死者数の拡大が起こった場合、英米製ワクチンでも収束の見通しが立たなくなる)

 

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