6月7月より、環境が整えば、クタ、サヌール、ウブド、ヌサドゥアなど一部地域に観光再開

クタビーチのツーリストたち

インドネシア政府は、6月7月より、環境が整えば、クタ、サヌール、ウブド、ヌサドゥアなど一部地域に観光再開する方針であることを、観光大臣が発表しました。狙いとしては、国内ツーリストを条件付きで、来島してもらい、疲弊したバリ島観光を、少しでも救済する意図があるようです。もちろん賛否もあるようです。また、本格的な海外からのツーリスト受け入れは、まだ先のようです。

学者は根拠がないので言いませんが、あえて楽観論として、新型コロナウイルスは2021年中に収束する可能性はあると思われます。昨年8月の時点で、WHOの代表も「新型コロナは、2年以内で収束する可能性がある」と発言しています。根拠は歴史的な統計だけですが、疫病の繰り返されるパンデミックのうち、コレラは比較的長い流行期間が明らかですが、インフルエンザやコロナ、そしてウイルスではなく、菌であるペストは、感染の仕方も全く違いますが、パンデミック期間は2年程度(1-3年)がとても多いと思われます。(調べてみてください)

違うウイルス、ウイルスでもない菌によるパンデミックがどうして、収束までの時間が似てくるのでしょうか?もちろん説明できませんが、謎の鍵は攻撃側でななく、受けて側の人間の体にあるようで、集団免疫など人間の体が、感染しにくく変化していると思われます。もちろん攻撃側もウイルスや細菌も、人間や動物に出たり入ったりしている間に、無害なウイルスに変化している可能性も否定できません。

2020年初頭にパンデミックが始まったとすれば、確かに、2022年初頭前後に収束するか可能性も全く根拠がないわけではありません。また、歴史的なパンデミック統計と今回の新型コロナで最も違うのは、明らかにワクチンの世界的供給であり、イスラエルやイギリスは集団免疫が期待できるほど、ワクチン接種が行きわたっており、感染者、死亡者ともに、収束のイメージに近い状態と言えます。

今後、イスラエルとイギリスを、モニタリング継続し、今年の10月になっても、このまま感染増加(第〇波)が起こらなければ、新型コロナのパンデミックが収束した可能性が高くなります。油断してはいけませんが、これは楽観的な嬉しニューズとなり、地域によっては2021年の3月には収束させた。つまり1年と少しで収束させたことになります。

反対に、今後、イスラエルやイギリスで、第〇波、の明かな再感染増加がはじまってしまうと、人類にとっては非常に暗いデータであり、ワクチンだけでは、パンデミックを収束させられない事実が明らかとなります。よって2年以上の長期化になる可能性も出てきます。また、歴史的に、これらの疫病はワクチンがなくても1-3年程で収束してきたにも関わらず、4-5年も収束しない場合は、後年、ワクチンが収束を遅らせた、とする推論も現れるかもしれませんが、現時点では、各国政府は、ワクチンをもって制するのが正論と考えています。

バイデン大統領が、今年2月「来年の今頃にはマスクなしで行動できるようになる」と目標を掲げたのは、米国内のワクチン供給量と接種が、今年中に十分行きわたる、見通しが付いたことが大きいと思われます。願わくば、イスラエル、イギリスがこのまま収束して、終息してしまうことが、新型コロナの明るいニュースであり、そうであれば、多くの国が、2021年中にも、収束する可能性が高まるからです。収束しないパンデミックはないはずです。外出の際に、マスクがいらない生活は久しぶり、と感じるに違いありません。

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