9:00 よいお天気です。早めの朝食を済ませて、ホテルを出発です!(写真は、ウブドのワカ・デ・ウマ) |
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トヨタのランドローバー(1960年代の製造)に乗って、クルーズに出かけます。エアコンなしですが、風が気持ちよく入ってきます。 |
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10:00 まずはテガルジャティ村へ。この村で、何世代にもわたって、受け継がれてきた伝統的な方法で、川壁の石を切り出します。 |
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切り出された石は1枚5キロほど。パラス(火山岩)と言われ、バリ島の寺院などがこの石で作られています。 |
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石切りの現場近くをぶらぶら歩いてみましょう。車は、ほとんど通らず、道の両側には見渡す限りの田んぼが広がっています。 |
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バリ島の田んぼは、棚田がとても多いです。傾斜をつけることによって、水が各田んぼにいきわたりやすくなるそうです。 |
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11:00 石切の現場から少し行ったところにあるマデさんのお宅にお邪魔します。マデさんは、ご両親と奥様との4人で、このお宅に暮らしておられます。このときは、ご両親と奥様は田んぼに出ておられるということで、マデさんに案内していただき、バリ島の典型的な農家の様子を見学。 |
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■見渡す限りに青々と育った稲は本当に美しく、稲の上を通ってくる風はどことなくやわらかく、涼しげです。こんなバリ島の田園風景は、私たち観光客にとって、バリ島でぜひ見ておきたい風景の一つです。■バリ島では、年に3回お米が収穫されていますが田植え、稲刈の時期は、まちまちで、ここの田んぼとあそこの田んぼでも異なっています。■このように、年に3回の米作りは稲が早く育つよう改良されたため可能になりました。年に3回お米が取れれば、農家の暮らしはよくなる、と思われました。■ところが・・・稲刈をした後の田んぼは休ませ、別の作物を植えないといけないのですが、農家では早く現金が欲しく、ろくに土地を休ませず、どんどんお米だけを作るようになりました。■近頃は農薬も使われるようになり、地力が衰えた結果単位あたりの米の収穫量が減少しています。そのため、農家はさらに、お米を次々に作る・・・という悪循環が生まれています。■バリ島でお米を買うと1kgあたりRp5,000ほど。農家に入る現金は如何ほどなのでしょうか。加えて農薬代の出費なども少なくないはず。■最近、インドネシア政府はベトナムからのお米の輸入を始めたそうです。インドネシアより、さらに安価な外国のお米が市場に出回れば、この先、インドネシアの米作りはどうなっていくのでしょうか・・・
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こちらの建物は台所と水場(おトイレなど)。壁は竹や泥、籾殻を合わせて作られています。中に入ってみると、薄暗くひんやりとしています。 |
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台所を拝見。かまどを使って、調理しています。燃料はヤシの殻を乾燥させたもの。水道はないので、井戸水をくんできて、貯めておきます。 |
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マデさんのお宅の裏庭には、ハーブやフルーツ、野菜などがあちこちに植えられています。必要な時に、裏庭からとってきて利用するそうです。ところで、これは何の葉っぱでしょうか・・・? |
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正解はうこん(ターメリック)。生姜はバリ料理のスパイスとしてふんだんに利用され、各家庭には常備されているのが普通です。日本では黄色の粉でよく見かけますが、生のうこんはオレンジっぽい色をしています。 |
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パイナップル。パイナップルは実は地面から生えているんですよー! |
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コーヒーの原料になるカカオの実も発見!中を開けるとなんと、白い果肉が出てきます。 |
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マデさんの家の家寺。シンプルですが、きれいに清められていて、神聖な場所であることが感じられます。 |
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これはお米を籾殻がついたまま貯蔵しておく、米蔵。お米を湿気から守るため、高床になっています。 |
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住居となる建物。外のテラスが広く作られていて、こちらでお茶をいただきました。 |
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コーヒーか紅茶を選ぶことができます。このお茶は、ランドクルーザーで運ばれてきました。 |
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バティックのテーブルクロスをかけて、休憩のためのテーブルをセッティング。これらも、ランドクルーザーでもってきました。 |
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米粉、バニラ、ココナツから作ったお砂糖、ココナツミルク、ゴマを混ぜて焼き上げた素朴な味のお菓子も一緒にいただきま~す! |
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マデさんのお宅を後にし、一路、ジャティルイへ向かいます。その途中にはバリ島の養鶏地があり、たくさんの鶏卵用の鶏が飼育されています。 |
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道中、川で水浴びをしている、水牛に出会いました。写真はないのですが、このあたりの子供だちは、車を見かけると、元気よく手をふってくれます。 |
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13:00 ジャティルイに到着。ジャティルイとは「本当に、本当に素晴らしい」という意味で、360度の棚田ビューが楽しめます。 |
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どこを見ても棚田だらけ。つまりジャティルイのあるタバナン県は、バリ島一の穀倉地帯、農業県なのです。 |
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13:30 ジャティルイから15分ほどで、バトゥカル山のふもとにある熱帯雨林キャンプに到着。今日のランチはこちらで。 |
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標高が高く、かなり涼しくなってきました。大きなパパイヤの実を発見!他にもバナナやマンゴーなどフルーツの木がいっぱい。 |
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少し坂道を登ると、森の中に、レストランが現れます。地元の職人さんによって竹で作られたこのレストランで、ランチをいただきます。 |
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お料理はバイキング形式で、ジャティルイの田んぼで取れたお米をはじめ、野菜、お肉など地元の食材のみで作られています。 |
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ナシゴレンや赤米のごはん、スープなどは、かまどの上に置かれていて、温か。食事の際には、ジュースやコーヒー、紅茶、ワインが注文できます(無料)。 |
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若いパパイヤの実を使ったサラダや、わらびのお浸し、瓜の煮物など、地元の人たちが普通に食べている料理が中心。全部試してみたら、こんな量になってしまった・・・ |
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焼きたてのアップルパイが運ばれてきました。小麦粉の生地にりんごがはさんであるだけなのですが、あったかくてパンみたいで、美味でした。 |
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デザートはアップルパイの他他に、ブブール・カチャン。小豆をココナツミルクで煮たものです。アップルパイもブブール・カチャンもほんのり甘いです。 |
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15:30 ランチの後は、ブルラン村へ。大きな木の脇に村のお寺が建っています。このお寺に、源泉があります。 |
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ここの温泉は、30度ほどで、地元の人が遊びにやってきます。ライステラスを目の前にのどかな景色ですな。 |
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温泉で遊んだあとは、マッサージを受けることもできます。他にも食事のためのワルンがあったり、さながら日本の温泉ランド(?)のような光景。 |
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ランドクルーズはここでおしまい。今日の案内をしてくれたドライバーのカデさんです。この後、ホテルまで送っていただきす。 (16:30-17:00ホテル着) |
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