【ガルンガン】祈りの静寂で、汝自身を知ることができるのかもしれません。

儀式(セレモニー)のガルンガンだけでも過去数百回、数千回と繰り返されて継続しています。気の遠くなるような時間が流れているなかで、時代や世代もあって○○大統領のときはよかった、近代化する前の素朴な時代はよかった・・・などなど、近い前時代を懐かしむ意識や風潮もあります。

日本でも大正に入ると「明治は尊い」と感じ、大正がいかに不甲斐ない時代であり、漱石や鴎外も明治が終わって行く喪失感を表現しています。

昭和に明治の精神がなくなってしまっことを問題とし、昭和がいかに、いい加減な時代かと、感じた日本人が多かったのではないでしょうか。

また、令和にも昭和の人間関係の親密さや、諸々の素晴らしさを感じ「昭和はよかった」と嘆く方も多いのではないでしょうか。現在、環境問題、高齢化社会、格差社会、中米冷戦、など数えきれない問題が世界に山積しています。

問題数は膨れ上がり、解決されず、複雑化し、世界は真っ暗で破滅的な方向へ向かっているイメージを持ちます。世界は実際の現実より、かなり悲観的に感じられる事実を指摘した書籍で「FACTFULNESS」というベストセラーがあります。

要するに現代人のメディアなどで情報に敏感な優秀な人ほど偏見を抱いていませんか?という内容で、近年世界中の子供達の健康は向上し、餓死者は激減し、教育を受けられない人間も明らかに減り、日本では家庭内暴力や暴走族も激減し、

かつての、米ソ冷戦の全面核戦争の恐怖感も薄らいだ、この10年、100年でも数えきれないほど社会は明らかに問題を解決・軽減してきたが、メディアはネガティブなニュースしか流さない。

世界や社会が一方的に悪くなっているというのは偏見であると。たしかにその角度の指摘が大きく取り上げられること事態に意味がありそうです。

昭和の高度成長期が素晴らしいとして、自身はすぐに昭和に帰りたいか?たしかに現在の令和恐慌になってしまうような不景気は回避したいのですが、

すぐに昭和の高度成長社会に行きたいか、と問われれば、尻込みもしてしまいます。明らかに現代にはない、難しい深刻な問題が山積していたからです。

昭和に入り、明治の精神を尊ぶ人たちは、明治社会で再び生活できるなら、したかったでしょうか?多くが尻込みしたに違いありません。明治の精神を尊ぶことと、タイムマシンで明治にもどって生活できること(時代を選ぶ)ことは別なようです。

多くの先入観を排除していくと、理想の時代は想定しにくく、理想の時代などあったのか?と、そもそもを問い直したくなります。平和な時代に多くの人間が地獄を感じていたり、

戦争中に敗戦が近くなり、世相が暗くなっても、充実した個人生活も多くあったようです。個人的にはどんな時代でも、生き生きと生活したいと確信しています。

今後、銀行や大企業が破綻して「令和恐慌」「世界恐慌」の文字がメディアに踊り始めるのかもしれません。この100年で3回目の大混乱前夜にあって、大きなネガティブな流れが、ゆっくり確実に、広がっていくことは、決して面白いことではありません、もちろん回避すべきです。

それはそれで対応を考えるとして・・・・・・・個人の問題にもどしますと「今の時代は最悪だ」と考える前に、

いつの時代も最悪であると(最高でもあると)少し相対化も可能と思われます。また「時代」の前に「自身の問題」の方が大きく、人類や日本が滅亡する前に、大抵、自身の滅亡(死)の方が早いからです。

70年、150年ぶりの大変化で、社会の大問題や混乱に連続して直面する前に、自身の意識にフォーカスして自身の問題を少し溶かせればいいですね。

昨日、オリンピックの聖火がギリシャからスタートする式典がありましたが、太陽から火をつけたあと、巫女さん役の女性が、何度も「アポロン」と神の名前を繰り返していました。

古代ギリシャのアポロン宮殿では自身や家族、社会の将来の運命を知りたくて「デルポイの神託」神の啓示を言葉を受け取ろうと、行列を作っていましたが、そこには「汝自身を知れ」と石碑が入口に掲げられていました。

いかに社会が大変化しようと、運命がどのようなものであろうと、自身を観ることの方が大切、2,600年以上経過しても「デルポイの神託」は時代を超えて届いています。古代ギリシャは滅びましたが、当時の高い意識は石碑の言葉を通じて引き継がれています。

話はガルンガンから逸れましたが、すべてが変わってしまうような、大きな社会変化を目の前にすると、ガルンガンのように昔も今も、将来も、継続するであろう儀式がより魅力的に感じます。セレモニーの祈りの静寂で、汝自身を知ることができるのかもしれませんね。どんな時代が到来しても、願わくば、いきいきと生きたいものですね。

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