バリ島にはホテルの敷地内にあるラグジュアリーなスパが多くあります。アヤナリゾート&スパの内の「テルムマランバリ」や、マヤウブド内の「スパアットマヤ」その他「カユマニススパ」「ダラスパ」など数えきれないほど存在します。ホテル敷地内ということは、それだけで、頑丈な建物やホテルの紹介ということで、クオリティが求められます。ラグジュお探しになります。よって「ホテルのスパ」は、それだけでグレードが高めのイメージがあります。ブルガリやアマン、フォーシーズンリゾートのようなハイエンドなホテルにも、それぞれホテルブランドの威信をかけたスパが用意してあります。
料金もブランドイメージに比例して高くなります。たとえば、ブルガリのスパはウルワツの崖っぷちに「天空のスパ」といった感じのお部屋での施術となります。要するにホテルの演出、ホテルの思想やサービス、クオリティがスパにそのまま出ることが多いと思われます。以前から、最も典型的なのはリッツカールトン&スパの「リッツスパ」です。また、ホテルと提携して、ホテルの敷地を借りて、営業するホテルと別会社別ブランドのスパもあります。
クタのホテル内の「テタスパ」もそうですが、ホテルから独立したスパオンリー専門会社です。バリ島のホテルスパで最も古い元祖ホテルスパは「マンダラスパ」です。複数のホテルの敷地を借りて、スパ専門会社のマンダラスパとしてありました。その後、アセアン、中国、インド、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、日本など世界中に「マンダラスパ」の店舗があります。
ホテル施設内でのサービスを重視し、ラグジュアリーで、その地域に合ったスパも提案しています。しかし、もともと、マンダラスパは「バリニーズ」と「アーユルヴェーダ」を2本柱と考え、バリ島と古代インドの思想が基盤となっています。よって世界中、どこでマンダラスパをみつけても、その国のセラピストを指導したのは、ほとんどバリ島のセラピストです。
そして、バリ島の発想やサービスを世界中のマンダラスパに浸透させています。また、グローバルなサービス提供の逆輸入により、バリ島のマンダラスパも進化しています。バリ島のラグジュアリースパでお悩みの場合、結論として【元祖・ホテルスパ】のマンダラスパを選択肢に入れてもよいかもしれません!