バリ・エレファント・キャンプ 体験ルポ1

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バリ・エレファント・キャンプ体験ルポ1の説明1

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バリ・エレファント・キャンプ体験ルポ1
バリ島でエレファントライド(象乗り)体験をしてまいりました。実はすでに、エレファントサファリパークにて、体験済みなのでありますが、催行会社も変われば、違った体験ができるであろうと、本日出かけたのは、ウブド西部のチャランサリ村という場所に位置する、バリ・エレファント・キャンプへ行って参りました!
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朝のお迎え
朝、サヌールにお迎えに来て頂きました~!なんともダイナミックな写真が、車体いっぱいに張られております。

そして、私たちを担当してくれたドライバーさんは、とても若くて、爽やかな雰囲気のお兄さんで、好感触で、早速一路エレファントキャンプに向けて、出発です!

エレファント・キャンプに到着!
サヌールから、のどかなローカルエリアを走ること1時間強、エレファント・キャンプに到着です!

車を降りて、少し歩いてレストランまで向かいます。

その途中、いきなりお客さんを背中に乗せた象さんたちが、のっしのっしと敷地内を歩いている姿が見られます。

キャ~!象さん!
何回見ても、興奮します。やっぱデカいです。

しかし、象さんが柵を隔てないで自分の真横を普通に歩いているのは、結構スゴイ状況かも・・・。でも、温厚なスマトラ象たちの優しい表情と、のんびりとした雰囲気のおかげで、恐怖心は一切与えられません。

可愛い~、私も早く乗りたい~!

レストランでチェックイン
レストランは渓谷を望み、自然が存分に感じられ、大変開放的な印象です。
すでに、他のお客さんでいっぱいになったレストランですが、のんびりとした空気が漂っています。大自然に抱かれたロケーションのせいでしょうか。
絞りたてのフレッシュジュースのウェルカムドリンクを頂き、しばし景色をのんびり堪能いたしました。
あまりにのんびりし過ぎて、最後の出発になってしまったようです。それでは、エレファントライドへレッツらゴー!
エレファント・トレッキング(1時間のコース)へ!
いよいよ、エレファントライドです!
エレファント・キャンプでは、30分間と1時間の2コースがあります。今日私たちが体験させて頂くのは、1時間のコースです。
象さん乗り場周辺も、象さんと人間が入り乱れており、なかなか自然体でいい感じです。
階段を上り、象さん乗り場にて順番を待ちます。
自分の番が来ると、象使いのガイドさんは、「コンニチハ~!」と挨拶をしながら、シートの安全バーを外して迎えてくれます。
象に乗る際には、「ここに足を置いて下さい」と、手を取って、きちんと誘導してもらいました。イスに腰かけ、安全バーを取り付けてもらうと、いざ出発です!
どうやら、前のお客さんたちは、30分コースのようで敷地内へと消えて行きましたが、1時間コースの私たちは、ジャングル地帯へ進み、別々の道へと別れました。
今日の私たちの象さんはジミー君で、ガイドはアリさんです。どうぞ宜しくお願いします。
まずは、ジャングル地帯をトレッキング!
象さんに乗ると、やっぱり最初は笑いが止まりません。安定感が気になります。それに加えて、今回のこのエレファントキャンプの1時間コースは、ジャングル地帯を進むほど傾斜があり、象さんの太くて短い足が慎重に坂道を下ったり、階段状になった山道を登ったりして、上体の傾きがあるという、少しスリリングなコースでした。
しかし、さすがは象さんです。安定感抜群です。ちょっと経つと、慣れてきました。その後は、耳をパタパタさせる時に自身の身体に当たった時に出る、乾いた音を聞く余裕が出てきます。ちなみに象が耳をパタパタさせるのは、耳の裏側に無数にある毛細血管の中の血液を冷やして、体温調節をするためのものだそうです。
写真撮影
ジャングルの中では、途中、ガイドさんが写真を撮ってくれるサービスもありました。私たちのカメラを渡すと、ガイドさんが象さんから降りて、撮影してくれます。
ガイドさんは、象さんから軽快にヒラリと降りると撮影してくれ、その後またヒラリと軽快に象さんに乗ります。象さんはガイドさんを乗せたり降ろしたりを、全て鼻でサポートします。賢いです!象さんとガイドさんの絆を感じます。
写真撮影は好きなポイントでガイドさんにお願いすることもできるようなので、気にいった場所があれば声をかけてみるといいでしょう。

しかも象さんは、写真を撮る時、ガイドさんが「スマ~イル」と言うと、鼻を持ち上げて、まるで笑っているかのような表情を作ります。やっぱ賢いです!

ココナッツジュースのサービス
しばらく行くと、象さん乗り場のような台座の上に小さな小屋があるのが見えました。なんだろうと思っていると、象さんはゆっくりとそちらへ近づいて行きました。
小屋の中にはおじいさんがいて、「なた」でココナッツの実の上部を削ぎ落としてストローが刺さったココナッツジュースを用意してくれておりました。ガイドさんがそこへ身軽に飛び降り、1つずつ渡してくれました。
結構な重みのあるココナッツジュースですが、イスのセーフティバーに載せて支えていれば大丈夫です。そんな、にわかに嬉しいサービスは、1時間コースのみのものだとか。
そして、もう要らなくなったら、象さんがガシガシと椰子の実を食べてくれるので、ノープロブレムなのです。なんてエコなんでしょう!ガイドさんに「もう要らない」と言えばいつでも象さんが豪快な食べっぷりというか、丸飲みっぷり(?)を見せてくれるはずです。ココナッツジュースは量が多いので、全部飲みきらなくてもO.Kであります。
田んぼ道をトレッキング
ココナッツジュースを頂きながら象に揺られていると、ほどなくして、ジャングルを抜けたようで、視界が開けました。のどかな田園風景に入って来たようです。
バリ島の風景と言えば、田んぼも外せません。ちょうどこの時は、田んぼの刈入れを終えたような感じで、緑緑した田んぼは望めませんでしたが、田んぼで働く村人ののどかな光景を望めました。
村(公道)をトレッキング
エレファントキャンプ周辺の小さな村へと出てきました。のっしのっしとマイペースに歩く象さんに対して、もう慣れっこだから、と一瞥するだけのお母さんもいれば、「通るよ~!」と言いながらも恐る恐るタイミングを見計らって通りすぎて行く人など、村人たちの反応もまちまちです。
しかし、公道に出ると、象さんの高さを改めて実感できました。徐行して行き交う8人乗りのミニバンの真上を余裕で見下ろしたり、塀で囲われた民家の敷地内をぐるっと見下ろして、あのおじさん何やってるんだろう・・・とか、庭に何干してるんだろう・・・などと、への田舎のバリ人の生活風景を垣間見ることができて、なかなか興味深かったです。
そして、また田んぼ道を・・・
私たちを背中に乗せた象さんは、またしても田んぼをのんびり横目に歩き続けます。
敷地内へ戻って、水の中へ・・・
そして、大きな石のゲートをゆっくりとくぐり抜け、敷地内へ戻ってきました。

1時間のお散歩、ご苦労様でした・・・と、まずは象さんが乾いた喉(たぶん)を潤します。

そして、象さんプールに入水です。水遊びが大好きだという象さん。ゆっくり歩きながらも水を飲んだり、鼻で水を飛ばしたりと、まさに『水を得た象』 状態でありました。
ハーモニカと、直(じか)に象乗り
水からあがった象さん。ガイドさんが象さんに何やら渡します。『ファ~、ファ~』 となんとものどかな音が響き渡り、すぐにハーモニカとわかりました。なんだか微笑ましい空気です。
そういえば、朝からこのハーモニカの音が聞こえていましたっけね。
その後、ガイドさんに、『今、僕が座っている象の頭の上に乗ってみたい?』 と聞かれ、そんな経験ができるのなら、是非に・・・と思い、乗せて頂くことにしました。
でも張り切って乗ったはいいけど、結構怖くて、頭の上に移動した瞬間から『あ・・・、ヤバいやも・・・』 と全身硬直で、ガッチガチになって後悔半分、ガッツ半分な複雑な気持ちに・・・。ほんの30メートル足らずの距離でしたが、落馬ならぬ、落象しないようにと必死の長時間でした。それでも、象さんの硬い皮の下から伝わる体温と、力強い筋肉を直接感じることができたので、必死な思いをしただけのことはあったかも・・・。
そして、象さんと一心同体のようになっているガイドさんの仕事に改めて感心してしまいました。
でも、『今日は、エレファントキャンプに来てくれてありがとう~!また会える日を楽しみにしています~!』 という感じの閉めの言葉を硬直した状態で頂き、『降りてからにしてもらってもいいかな・・・』 と強く願わずにいられなかったのは伝わったでしょうか・・・。
↑ 硬直して雄たけびを上げる私を見て、あきれ顔で行き交ったガイドさんと、お客さん夫婦。
スキン(?)シップ-象さんとの交流
象さん乗降場で象さんから降りると、しばし象さんとのフリータイムを楽しむことができます。一緒に撮影するも良し、エサをUSD3で購入して与えるも良し、体中タッチしまくって、ねぎらうも良しです。
私たちは、象さんと撮影したり、餌を上げたり、鼻で身体に巻きついてもらったり(笑)したのでした。
象さんにとガイドさんにお礼を言った後は、レッツらお食事タイムです!
レッツらランチ!
エレファントキャンプのランチは、セットメニューとなります。
いくつかのメニューから好きな組み合わせで、3コースを楽しめます。時々耳に届くハーモニカの音と、緑の渓谷をのんびり堪能しながら、美味しいランチを頂きました。
前菜 2種類からチョイス。サラダと春巻き 
メイン 5種類くらいからチョイス。ポークステーキ、フライドチキン、ナシゴレン
デザート カットフルーツ、ダダール・グルン
どれもこれも食べやすくて美味しくて、お腹いっぱい頂きました~!

その後、予めオーダーしていた写真(USD10/1枚)が現像されたようで持ってきて頂きました。A4サイズで、Bali Elephant Camp のロゴ入りのものです。私たちの写真は陸地で撮ったものですが、象さんプールでのシーンも選択可能です。

番外編のクマ
エレファントキャンプなのに、なんとクマもおりました。
レストランの壁にクマと一緒に撮影したお客さんの写真がたくさん貼られていたので、クマの存在を聞いたところ、敷地内にいるとの事だったので、早速クマを見に行ってきました。
象に比べて、動きが早かったクマさん。そして、鋭く尖った爪・・・。荒い息・・・。
ミニサイズのクマで、そこはかとなく愛嬌は感じられたものの、オーストラリア人3兄弟と戯れている姿を離れてそっと見守らせて頂きました。
エレファント・キャンプの感想
のどかで雄大なバリ島の自然と、そこに共生するバリの人々。そんな、なかなか赴く機会のない場所へ出かけられ、珍しく、興味深い体験をさせていただきました。
今日、私たちを1時間のエレファントトレッキングに案内してくれたガイドさんは、「象遣い」としての役割だけでなく、ガイドという役割も担っており、インドネシア語はもちろん、英語も堪能で、2人とも象についてのことや、バリ島のことについて、いろいろと教えて頂きました。とても有意義で楽しい時間を過ごすことができたのは、彼らサービス精神旺盛で、象さんを知り尽くしたガイドさんたちのおかげでしょう。
スマトラ象に乗るのは、今回で3回目ではありますが、いつもやはり、象さんの可愛らしさ、頭の良さを感じさせてくれます。1時間象さんの背中に揺られ、象さんの歩みの如く、のんびりとガイドさんの話に耳を傾けた面白い体験となりました。

象さんに乗るだけでなく、象さんについて、いろいろ教えてもらえて、バリ島ののんびりした姿や美しい自然を堪能しつつ、ゆっくりとエレファント・トレッキングを楽しまれたい方は、是非、エレファント・キャンプの象さんに乗りに行きましょう!

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  6. 初めてバリを訪れましたが思った以上に楽しめたのはカーチャーターをしたからだと思います

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