バリ島現地旅行会社 バリチリ バリヒンドゥーの儀式(ウパチャラ)に遭遇/バリ島旅行のホテル予約 | ご予約 | お問い合わせ | サイトマップ |
www bali-chili
ホーム ホテル・ヴィラ スパ・エステ 観光ツアー オプショナル コミュニティ 食べる 見る 買う
ホーム見る>バリヒンドゥーの儀式

バリヒンドゥーの儀式(ウパチャラ)に遭遇


現在バリ島には年間800万人もの観光客が訪れると言われています。その魅力の根底にはバリ人の信仰があるのかもしれません。今回、ご近所さんが「庭にお寺を新しく造ったので来週スンバヤンがあるから見るとよいよ。」と言われたので写真を撮りに伺いました。自分の家にお寺を建てた儀式は我々日本人には想像がつかないくらい名誉で重要なことかもしれません。事実おとなりのワヤンとそのバンジャール(村の単位より小さい親族のような共同体)の人間はこのウパチャラの準備を1ヵ月以上前から周到に進めたのでした。1週間前にはすでに多くの人間が出入りする儀式が行われたり、数日前から徹夜で相談したり最後の準備に余念がありませんでした。バリヒンドゥーの信仰がいかなるものかは本番当日とその熱心な準備を通じて、少し理解できた気がしました。


 ウパチャラ本番の日・・・
バリ島では毎日、大小のウパチャラ(儀式)が行われています。日が良いと一つの地域でも数知れぬウパチャラに出会います。暦を参照してウパチャラの日を決めています。恐らくこの日はお寺新築のウパチャラには適した日だったのでしょう。ワヤンの家の前はバイクでいっぱいです。近所もバイクで溢れています。写真右はスンバヤンを近くで見ることができる特等席です。やはり年配の男性が多いようです。


毎日お祈りのとき小さな捧げもの(チャナン)をあらゆる場所に置いていますが今日の捧げものや飾りは特別盛大です。写真右は豚の丸焼きです。ペンジョールをはじめ飾り全体が草花でできており、自然色ーで統一されエコで渋くカッコいい演出となります。バリ島でこの色彩や草花の飾りが観光そのものとなっているのかもしれません。


これらの飾りはすべて土の一部となり環境問題にもつながりうる象徴的なものですが、この宗教の美意識が大きな魅力であることは間違いないようです。飾り、装飾、衣服、などデザインと色彩、マテリアルが様式美として近代世界の住人に新鮮に受け取られる。多くの民族衣装中で少し特別にカッコよく見えるのは私だけだろうか。大きなセレモニーが近く、村中がペンジョールで飾られたとき多くの観光客は感動します。



いつも近所で自転車に乗っているお坊さんは写真右の恰好をしています。今日は左写真のいつもは見ない徳のありそうなお坊さんがこのスンバヤンの中心に座しています。総本山から特別な日に招かれたのでしょうか?とにかく日常生活では見かけないお坊さんでした。



庭の新築のお寺は普通の家一軒の敷地ほどもある大きなタイプでワヤンの信仰の厚さが表れているのでしょうね。写真はお寺の中のメインの部分。細かい飾りがぎっしりされています。これもまた草木で造ってあるります。


 
 新築のお寺に向かって一族で祈ります。




右の写真がワヤンと奥さんでこの日の中心人物。ワヤンは日頃から温厚な性格でみなに慕われています。女の子が2人で9歳の長女が言うことを聞かず手を焼いています。子供をきつく叱らないので娘はけっこう自由に振る舞い、心配されています。そんなことも含めて祈っているのでしょうか。近くに兄弟おじいちゃんなどが住みいつも従妹同士で遊んだり賑やかに暮らしています。



この日は大きな一族の儀式の日にも関わらず長女は参加しませんでした。家長制度の封建的な厳しい社会にも見えますがここはすこし街中で新しい世代のバリ人も育っているのでしょうか。写真左は次女で小さくても一丁前に祈っていました。




多くの人々が集まるので臨時のテントや椅子を用意します。男性は白をベースとした出で立ちて女性はクバヤを色とりどりに着ています。小さい子はドレスコードはないようです。


 
捧げもとして豚や鶏やアヒルなどがたくさん皮をむかれていましたが左の写真のごとくまだ生きていて庭を走り回る鶏やアヒルがいて子供たちが追いかけ回していました。右写真ですが、おばあちゃんがなれた手つきで捧げものの動物を回収していました。料理に使うのでしょうか。



  魔除けの儀式とは・・・・・
 
儀式の全般を通じてガムランの鐘の音が響き渡ります。このガムランの演奏団は総勢25名ほどで儀式の最中のことあるごとに演奏します。この演奏が儀式をたいへん盛り上げています。



 
続々と人々が動き始め、たいまつに火をつけはじめました。1人1人草と聖水をもち、草を聖水につけ地面にふりまきはじめました。列をつくりはじめ多く人たちが加わり始めました。



 
庭の端から端まで長い列となりやがて大きな円となり回りはじめました。聖水を地面にまき、たいまつを地面にこすりつけ、道具をもった男性もいます。鶏や犬をハクセイにしたものをひもで引っ張り地面に引きずって歩きます。



 
これらはこの土地の悪い霊を追い出していると聞きました。ぐるぐる人々が回って行進している最中もガムランが激しく響き渡り、悪霊を追い出す儀式にぴったりのイメージです。たいまつも幻想的に揺れています。
 


 
こちらはイブイブ。イブとは婦人でイブイブは婦人方です。儀式では女性と男性の仕事が分けられています。女性だけが集まって座る場所があり写真のごとく儀式を見守っています。先ほどまで楽しくおしゃべりしていましたが今は疲れて見るだけの図です。



 
 
 
ウパチャラの終わり・・・

長い時間をかけて準備したお寺の新築のウパチャラも終了です。お金もたくさんかかりますがこの日に使ってしまいます。一族やバンジャールの人の協力が必要で結婚式やお葬式やお寺のウパチャラなど相互扶助なので人のウパチャラを手伝うことで後に自分のウパチャラを手伝ってもらえるのです。バリ人にとって自分のバンジャールの大切なウパチャラに参加しないことは自分の葬式をやってもらえないことと考えます。

バリ島の観光資源としてバリヒンドゥーの信仰は重要ですが個人的にも信仰の問題やコミニティーや家族の絆の問題を考えさせられます。相互扶助のシステムは前近代的ですが個人を尊重して家族やコミニティーの絆が薄れすぎるのは明らかに近代化の弊害ではないかと。自分自身もっとたくさん田舎に帰って家族、親戚や旧友とゆっくりお話ししたい気分になりました。





ホーム見る>バリヒンドゥーの儀式
| バリ島ホーム | ホテル・ヴィラ | スパ・エステ | 観光ツアー | オプショナル | コミュニティ | 食べる | 見る | 買う |
| お問い合わせ | 会社概要 | プライバシーポリシー | Copyright (C) 2005-2006. バリチリ All rights reserved.